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共同通信
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【北京共同】中国で新型コロナウイルス対策が行き過ぎ、人や物の流れが寸断される事態が続いている。中央政府の「ゼロコロナ」政策を過度に忖度した地方政府が、外部からのウイルス流入を恐れて勝手に規制を強化しているためだ。
中国メディアの25日の報道によると、上海から訪れた人を河南省鄭州市が一律7日間の強制隔離としているほか、遼寧省瀋陽市も14日間の隔離としている。いずれも日系企業が多い都市だ。長期の隔離措置を継続している都市が各地で目立つ。
PCR検査の陰性証明を持つ訪問者を高速鉄道の駅などで改めて検査し、結果が出るまで外出を禁じる地方もある。