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地下鉄内に「隠し監視カメラ」設置
過去6週間、65車両で試験導入

ニューヨーク州都市交通局(MTA)は、交通犯罪に対応するための試験的な取り組みとして、地下鉄車内に隠し監視カメラを設置していたことが22日、ニューヨークポストの取材で明らかになった。過去6週間に、65車両に設置していた。
一定期間のループ録画を行うカメラを、1車両につき2台設置。これらのカメラは、中央サーバーに接続されておらず、24時間365日監視することはできないが、地下鉄で発生した犯罪やその他の事件の証拠を引き出すために警察官が使用することを目的としている。事件や犯罪、問題の報告があった場合のみ、映像を確認するが、現在、カメラをリアルタイムで監視させる計画はないとしている。
映像は非常に鮮明で、ほとんどのカメラは隠れた位置に設置されており、乗客からは見えない。いずれは、乗客に監視中であることを知らせる看板を設置するという。最終的には100台の車両への設置が目標で、結果が良好であれば、全車両に展開する方針だ。
今回の取り組みは、4月12日にブルックリン区サンセットパークの地下鉄駅で発生した銃撃事件をきっかけに開始。現場に設置したカメラの映像は、事件当時、警察に送信されなかった。市警(NYPD)は、これが原因で犯人逮捕が遅れたとしている。
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