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共同通信
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【マドリード共同】岸田文雄首相は29日午後(日本時間同日夜)、スペインで日米韓首脳会談に臨んだ。北朝鮮による弾道ミサイルの脅威に対抗し、核開発を阻止するため連携。3カ国の首脳会談は2017年9月以来約5年ぶり。首相は「核実験を含め北朝鮮による挑発の可能性が深刻に懸念されている。日米韓の連携強化が不可欠だ」と述べた。インド太平洋地域で影響力を拡大する中国を見据え、自由や民主主義を促進し国際法に基づく秩序維持のため協力を模索する。
日韓は元徴用工や元慰安婦問題で対立し、首脳会談は19年12月が最後。今回、日韓関係の改善を望む米政権の意向を反映した。