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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのジェパル第1外務次官は6月30日、ウクライナで広く食される伝統的なスープ、ボルシチの料理文化について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が7月1日に無形文化遺産入りを審議するとSNSで明らかにした。
ロシアの侵攻を受けて緊急案件として前倒しし、パリでの臨時会合で審議されるという。ボルシチはロシア料理としても有名だが、ウクライナ発祥とされる。
ジェパル氏によると、政府は著名シェフ、クロポテンコ氏らと協力し「ボルシチの料理文化」の登録を昨年3月に申請。ユネスコは、ロシアの侵攻後、ボルシチの料理文化が脅かされる恐れがあると判断した。