実験で小6女児重いやけど、群馬

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共同通信

 30日午前11時40分ごろ、群馬県沼田市西倉内町の市立沼田小で、教員が実験の際にこぼしたメタノールが燃え、6年生の女児1人が両腕に重傷のやけどを負った。県警によると、ほかに6年生の男女3人も軽いやけどをした。

 市教育委員会によると、ジャガイモの葉にヨウ素液を加えてデンプンがあるかどうかを確かめる実験で、教員が葉を脱色させるためのメタノールをこぼし、点火状態のカセットこんろから引火したとみられる。こんろはメタノールを温めるために用意していた。

 県警によると、メタノールを温めていた教卓とやけどを負った児童との間には約3~4メートルの距離があった。