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共同通信
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全国の家庭や企業を対象とした節電期間が7月1日、始まる。連日の記録的な猛暑や、火力発電所の老朽化などで、今夏は綱渡りの電力需給が続くと見込み、政府が6月に協力を要請していた。数値目標は設定せず、生活や経済活動に支障のない範囲での協力を呼びかけている。期間は9月末まで。全国規模での要請は、2015年以来、約7年ぶりとなる。
熱中症予防のため、政府は、エアコンを適切に使いながら、不要な照明を消すことや、冷蔵庫の設定温度を高めに変更することなどを奨励。太陽光の発電量が低下する午後5~8時ごろは特に節電を促す。