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共同通信
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埼玉県ふじみ野市で今年1月に起きた立てこもり事件で、医師を散弾銃で撃って殺害し、一緒にいた医療関係者にも発砲したとして、さいたま地検は1日、殺人や殺人未遂などの罪で無職渡辺宏容疑者(66)を起訴した。鑑定留置の結果、刑事責任を問えると判断したとみられる。
起訴状などによると、渡辺被告は1月27日午後9時ごろ、自宅で散弾銃を発砲し、医師の鈴木純一さん=当時(44)=を殺害、理学療法士の男性(42)の上半身に大けがを負わせたとしている。
また、医療相談員の男性に催涙スプレーを噴射してけがを負わせたほか、別の医療相談員の男性に発砲したとしている。