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共同通信
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東芝の子会社「東芝デジタルソリューションズ」(川崎市)は1日、2019年に社員の安部真生さん=当時(30)=が過労自殺した問題を巡り、再発防止策の徹底を誓うなどして遺族と裁判外で和解したと正式に発表した。東芝グループ全体で、終業から始業まで一定の休息時間を設ける「勤務間インターバル制度」の導入に努力し、時間外労働の削減などに取り組むとしている。
発表によると、再発防止策として、勤務に関する負荷のモニタリングや相談窓口の整備などを実施。「経営トップが従業員と向き合い、順法、安全、健康最優先の判断軸を共有しながら、組織風土の改善を続ける」としている。