ロシア艦3隻が西表島通過

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共同通信

 防衛省統合幕僚監部は2日、ロシア海軍の駆逐艦とフリゲート艦、補給艦1隻ずつの計3隻が1日から2日にかけて、沖縄県の与那国島と西表島の間を北上し、東シナ海に入ったと発表した。このうち駆逐艦とフリゲート艦は、6月に日本列島を周回するように航行した別の艦艇5隻とともに、北海道沖から伊豆諸島周辺まで南下していた。

 防衛省によると、ロシア海軍艦艇による与那国島と西表島との間の通過を公表するのは初めて。防衛省は、今回の3隻の行動内容や目的を詳しく分析している。

 7月1日午後11時ごろ、3隻は与那国島の南70キロを北東へ航行。その後、東シナ海に向かった。