被告医師入院で初公判延期

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共同通信

 函館地裁は5日、虚偽診断書作成や詐欺などの罪に問われた医師の脇坂好孝被告(60)が急性胃腸炎で入院したため、同日開かれる予定だった初公判を延期した。延期後の初公判の期日は未定。

 起訴状などによると、昨年11月29日ごろに父親の幸男さん=当時(91)=が死亡したのに、死亡日時を12月10日と記載した虚偽の死亡診断書を作成。さらに幸男さんが死亡した直後に函館市などの金融機関で、職員に「(幸男さんが)入院して来ることができない」と告げ、幸男さん名義の払戻請求書を偽造して口座から現金計約320万円を引き出したなどとしている。