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共同通信
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【ルガノ共同】ロシアの侵攻で甚大な社会・経済的被害を受けたウクライナを支援するため、スイス南部ルガノで開かれた「ウクライナ復興会議」は最終日の5日、復興に向けた原則を取りまとめた「ルガノ宣言」を採択した。会議には欧州連合(EU)諸国を中心に日米、カナダなど約40カ国が参加。宣言は政治的な文書で法的な拘束力はない。
宣言はロシアのウクライナ侵攻を強く非難、ウクライナの主権と領土の一体性への支持を表明した。復興プロセスについては「ウクライナが主導し、推進する」と明記し、ウクライナの欧州連合(EU)加盟に向けた改革が進展する形で実施する必要があるとした。