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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ東部ドンバス地域(ルガンスク、ドネツク両州)の掌握を目指すロシア軍は5日、全域制圧を宣言したルガンスク州に続き、ドネツク州で攻勢を強めた。同州のキリレンコ知事は同日、主要都市スラビャンスクの中央市場への砲撃で2人が死亡、7人が負傷したと通信アプリに投稿。「市民が集まる場所を故意に狙う、完全なテロだ」と非難した。
キリレンコ氏は、4日の同州バフムトへの砲撃でも学校や民家が破壊され、2人が死亡、3人が負傷したと明らかにした。ロイター通信によるとキリレンコ氏は「州内に砲撃のない安全な場所は皆無だ」と語った。