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共同通信
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14府県で304人が犠牲になった2018年の西日本豪雨は6日、最初の大雨特別警報が出てから4年となった。広島県の被災地で追悼式が開かれ、遺族らは「前向きに生きていく」などと犠牲者に誓った。式は岡山県でも行われる。平成最悪の水害で、ともに被害が甚大だった愛媛を含めた3県では、今なお計112人が仮設住宅などで「仮住まい」をしている。
21年の静岡県熱海市の大規模土石流や20年の九州5県の豪雨など、例年7月には各地で災害が相次いでおり、式の参加者からは「日頃から身近にどんな危険があるかやどう行動するかを考えておくことが大切だ」との声が聞かれた。