ホットドッグ早食い大会、完全復活 須藤美貴選手、王者に返り咲き

 

 

ホットドッグ早食い大会、完全復活

須藤美貴選手、王者に返り咲き

 

ジョン・ルークさんのツイッター(@JohnLukeNYC)より=4日
ジョン・ルークさんのツイッター(@JohnLukeNYC)より=4日
女子の部優勝の須藤美貴選手(左)と男子の部優勝のジョーイ・チェスナット選手(Photo: Major League Eatingのホームページ(https://majorleagueeating.com/)より)

 

 独立記念日恒例のネイサンズ国際ホットドッグ早食い大会が4日、ブルックリン区コニーアイランドで開催された。観客制限なしで、完全復活。女子部門では須藤美貴選手が優勝した。同日、CBSニューヨークが報じた。

 昨年は妊娠中で出場を取りやめた須藤選手。10分でホットドッグ40個を食べて勝者に返り咲いた。自己ベストの48個には届かなかった。須藤氏は観客に向かって「久々に皆さんに会えて嬉しい。素晴らしいカムバックが果たせた」とコメントした。

 男子部門で優勝したのは同じく63個を平らげたジョーイ・チェスナット氏。優勝は15回目だが、昨年達成した自己最多76個には及ばなかった。「観客の声援が後押ししてくれた。もっと食べられればよかったのに」と残念がるチェスナット氏。「来年も挑戦する」と意気込んだ。競技中、大会に抗議する数人が突然舞台に乱入する場面もあったが、チェスナット氏が競技を行いながら取り押さえ、この件で数人が逮捕された。

 過去2年はコロナ下で観客数を制限。今年はそうした規制がなく、数千人が集まって、コロナ前の賑わいを見せていた。「暑い夏にはなくてはならない熱いイベントが復活した」と興奮気味に話す審判もいた。主催するネイサンズ・フェイマス社は例年通り、10万個のホットドッグを非営利団体、フードバンク・フォー・NYCに寄付した。

 


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