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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は9日、ロシア海軍の情報収集艦1隻が沖縄本島と宮古島の間を北上し、太平洋から東シナ海に入ったと発表した。この収集艦は3月に対馬海峡から東シナ海へ南下。今月6日には、日本最南端の沖ノ鳥島付近を西向きに航行し、一時、日本領海外側の接続水域に入ったのが確認された。防衛省は、行動内容を詳しく分析している。
防衛省によると、収集艦は9日午前7時ごろ、宮古島の東北東約110キロを北寄りに移動。東シナ海へ向かった。海上自衛隊の艦艇やP3C哨戒機が監視に当たった。