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共同通信
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【北京共同】北朝鮮紙、統一新報は10日までに、国内での新型コロナウイルス拡大は韓国内の脱北者による風船を使ったビラ散布と「無関係でない」と主張した。その上でビラ散布が続くなら北朝鮮南西部、開城にあった南北共同連絡事務所を2020年6月に爆破した以上の報復措置を取ると警告した。
北朝鮮は今月1日、感染は南北軍事境界線直近地域で見つかった「見慣れない物」から始まったことを確認したとし「風船で飛来した物」の監視を強化すると発表していた。今後北朝鮮の体制打倒を訴える脱北者のビラが感染源だとの主張を本格化させ、韓国へのけん制を強めるとみられる。