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共同通信
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日本維新の会から比例代表で立候補し、初当選を果たした元五輪陸上選手松野明美氏(54)は、熊本市内の事務所で支援者ら約30人を前に「子どもたちのため、先が見える明るい社会をつくっていきたい」と笑顔で語った。
松野氏は、選挙期間中にシングルマザーの有権者から生活の不安を伝えられたことに触れ「子育て環境を向上させる」とも強調した。
選挙戦では1988年ソウル五輪の女子1万mに出場した実績を生かし、市中心部を走りながらのマラソン遊説を展開。ダウン症の次男を育てた経験から社会福祉サービスの向上などを訴えた。
松野氏は熊本市議を経て2015年、熊本県議に初当選した。