辺野古反対派、激戦制す

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共同通信
沖縄選挙区で当選を決め、支持者とタッチする伊波洋一氏(右)=11日未明、那覇市

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点の沖縄選挙区。玉城デニー知事を支持する「オール沖縄」が支える移設反対の現職伊波洋一氏(70)が、容認の自民党新人古謝玄太氏(38)との激戦を制し再選を決め、喜びを爆発させた。

 伊波氏は午前0時ごろ、当選確実の報道を受け、玉城氏らと手踊りカチャーシーを舞った。支援者らを前に「県民の民意は示された。辺野古の新基地はノーだということだ」と力を込めた。

 9月に県知事選を控える玉城氏は、報道陣に「辺野古に基地は絶対造らせない。伊波さんが県民に訴えたことを、知事選でもしっかり訴えていきたい」と語った。