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共同通信
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茨城県ひたちなか市の自宅で2020年7月、生後約1カ月の長女に暴行を加え死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた無職小沼勝被告(30)は12日、水戸地裁(村山智英裁判長)で開かれた裁判員裁判初公判で起訴内容を大筋で認めた。「ドアなどにたたきつけたりはしていないが、それ以外は認める」と述べた。
検察側は冒頭陳述で、養育する立場にありながら、生後間もない無抵抗の長女に暴行を重ねており「強い非難に値する」と指摘した。
弁護側は、頭のけがは被告が長女を誤ってベビーベッドに落とした際に生じた可能性があると主張し、暴行内容の一部で争う姿勢を示した。