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共同通信
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参院選の街頭演説中に銃撃を受けて死去した自民党の安倍晋三元首相の通夜が11日、東京・芝公園の増上寺で営まれた。家族葬として近親者のみで執り行うとしていたが、岸田文雄首相ら政界や官界、外国から要人が参列し、突然の別れを惜しんだ。
喪主は妻の昭恵さんが務めた。自民党の茂木敏充幹事長や麻生太郎副総裁、安倍派所属の国会議員らが参列し、焼香に列を作った。
米国のイエレン財務長官、ロシアのガルージン駐日大使らも駆け付けた。ガルージン氏は「首相在任中、プーチン大統領と27回会談し、日ロ関係の前進に大きく貢献した。その遺産は今後の日ロ関係に活用されると信じる」と語った。