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共同通信
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オーストリアのウィーンで6月に開催された核兵器禁止条約第1回締約国会議に平和首長会議の代表として参加した松井一実広島市長と田上富久長崎市長が11日、日本記者クラブ(東京)のオンライン記者会見に広島、長崎から出席した。田上市長は「大事な一歩を踏み出せたという安堵感と、これからの一歩一歩が大事という使命感を感じた」と振り返った。
両市長は会議でスピーチし、各国代表と面会した。松井市長は「条約の普及や実効性の確保に向けて世論を醸成し、為政者に方針転換を促すきっかけとなる会議だった」と意義を語った。
日本政府は会議への参加を見送った。