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共同通信
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名古屋市教育委員会は11日、同市守山区の市立上志段味小で6月に開かれた水泳の授業で、児童63人が手足に擦り傷などを負ったと発表した。プールは今年から使い始めたばかりで、児童の多くは底に手足をついて移動する際に負傷したという。市教委はプールの施工に問題がなかったかなどを調べる。
市教委によると、6月24日に学校から連絡があった。児童の足の甲や膝に擦り傷があったほか、保護者から数回の水泳の授業なのに水着の生地が傷んでいると苦情が数件あった。
同校は同30日にプールの使用を中断し、7月5日、今期の使用中止を決めた。施工業者らが確認したが、原因は不明という。