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共同通信
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障害のある国公私立の小中高校生で、通常学級に在籍しながら必要に応じて別室などで授業を受ける「通級指導」を利用したのは2020年度に16万4693人となり過去最多だったことが11日、文部科学省の調査で分かった。
文科省は「発達障害と診断される子どもが増えていることや、通級指導の存在が知られるようになったことが背景にある」と分析。少人数指導が中心のため、障害に応じたきめ細かな配慮が可能だとしている。
障害別の内訳は、言語障害4万3632人、注意欠陥多動性障害(ADHD)3万3825人、自閉症3万2346人、学習障害(LD)3万612人など。