俳優のジェイムズ・カーンさん死去
「ゴッドファーザー」のソニー・コルレオーネ役
マフィア映画の名作「ゴッドファーザー」のソニー・コルレオーネ役で知られた俳優のジェイムズ・カーンさんが6日、死去した。82歳だった。死因は公表されていない。amニューヨークが報じた。
ドイツからのユダヤ系移民の両親のもと、1940年にブロンクス区で生まれたカーンさんは、一家が移り住んだクイーンズ区のサニーサイドで育った。ホフストラ大学に一時期通った後、ミシガン州立大学に編入。フットボール選手として、短期間活躍した。ホフストラ大学時代に演技に興味を持ち始め、サンフォード・マイズナーのネイバーフッド・プレイハウス・オフブロードウェイに参加した。
やがて、カーンさんの演技が、同じホフストラ大学の学生だったフランシス・フォード・コッポラ監督の目に留まり「レイン・ピープル」の主役に抜擢。72年、コッポラ監督の代表作となる「ゴッドファーザー」で、マフィアのボス、ビトー・コルレオーネの長男サンティーノ “ソニー “コルレオーネ役を好演。アカデミー賞にノミネートされた。
スティーブン・キングの小説を映画化した90年の「ミザリー」では、キャシー・ベイツさんと共演。私生活では4度の結婚と離婚を経験。娘のタラと息子のスコット、アレクサンダー、ジェームズ、ジェイコブがいる。
→ 最新のニュース一覧はこちら←