リンカーンセンターでリ・ウェディング
コロナ下で結婚したカップル数百組
コロナ下で結婚したカップル数百組が10日、リンカーンセンターで挙式した。同日、CBSニューヨークが報じた。
このイベントは「愛を祝う:リ・ウェディング(再挙式)」で、リンカーンセンターが用意した夏季プログラムの一つ。コロナ蔓延がピークに達した頃に結婚し、満足に式を挙げられていなかった人々が参加した。ウエストチェスター郡ニューロシェル在住のエリカ・ハックマンさんは「近親者のみ参加し、屋外で皆マスクを着用していた」と振り返る。「私はイタリアに行けないし、妻もこちらに来られなかったので、オンラインで挙式した」と語るマーク・スタインバーグさん。対面の結婚式は今回が初めて。妻のダニエラ・ステイラさんも、「多様な文化、バックグラウンド、宗教をもつカップルが多い、ニューヨークならではの催し」と話した。
司会者が「結婚おめでとう」と呼びかけると、各カップルはハグやキスで結婚を祝った。クイーンズ区から参加したジェフ・ローレンス=ロペスさんは「パートナーの愛があれば何でも乗り越えられる」と微笑んだ。
この日はミュージシャンだけでなく、アダムズ市長もゲスト参加して会場を盛り上げた。主催したリンカーンセンターのシャンタ・サケさんは「ニューヨーカーにエキサイティングな夏を楽しんでもらいたい」と話した。
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