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共同通信
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【パリ共同】130人が死亡した2015年のパリ同時多発テロで、実行犯のうち唯一の生存者とされ、6月末の公判で刑の執行停止などを原則として認めない完全な終身刑を言い渡されたモロッコ系フランス人のサラ・アブデスラム被告(32)は11日までの期限に上訴せず、判決が12日確定した。検察当局が地元メディアに明らかにした。
死刑を廃止したフランスで最も重い刑に当たり、テロ殺人罪などで起訴した検察側の求刑通りの判決だった。被告の弁護士は12日、声明を発表し「被告は判決を支持しないが、諦めて受け入れる」と表明した。
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