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共同通信
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夏休みを前に中学生らに万引防止を呼びかけようと、NPO法人「全国万引犯罪防止機構」(東京)が壁新聞3万部と冊子120万部を作成し、全国の中学校などに配布している。壁新聞の中央には、万引被害の深刻さを分かりやすく伝えるため4こま漫画を載せた。
機構によると、せりふを記載しないことで自分なりに人物の気持ちをいろいろと想像できるようにしたという。壁新聞は新聞の見開き2ページよりやや大きいA1サイズ、4こま漫画の脇に「あなたを信頼している家族や友だちはどんな気持ちだと思いますか」とのメッセージを記載。冊子は家庭で万引について話し合うよう呼びかける内容で8ページ。