警官発砲などで3人死亡、5人負傷
週末、NY市で事件が相次ぐ
週末の9~10日、ニューヨーク市内で事件が相次ぎ、3人が死亡、5人が負傷した。マンハッタン区の地下鉄駅構内での刺殺事件のほか、ブルックリン区のコニーアイランドでは銃撃事件が発生、クイーンズ、ブルックリン両区では、ニューヨーク市警の警官が発砲した。ウォール・ストリート・ジャーナルが10日、伝えた。
9日午後3時ごろ、ハーレムの137丁目とブロードウェイの駅付近で、けんかが起きていると通報を受け、市警の警官が駆け付けたところ、地下鉄の駅構内で男性が腹を刺されて死んでいるのを見つけた。市警は、男性をヨンカーズ在住のイーサン・レイエスさん(14)と発表、15歳の少年を殺人と武器所持の罪で起訴した。
9日午後6時25分ごろには、クイーンズ区の男からの通報を受け、警官が駆け付けると、男は「警官の頭を吹き飛ばす」などと脅した。その後、再び警官を罵倒し始めた。静止を無視した男は、数発発砲。少なくとも6人の警官が応戦し、銃撃された男は病院で死亡した。その1時間半後、ブルックリン区の路上で交通違反のため停止していた車から男が逃走。追跡した警官に向け、男が数発発砲したのを受け、警官も発砲し、男は死亡した。
10日午前2時ごろ、パーティーが開かれていたコニーアイランドで銃撃事件が発生し、男性3人、女性2人の計5人が負傷した。容疑者は不明。
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