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共同通信
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新型コロナウイルスの全国的な感染急拡大を受け政府が近くまとめる対応案の概要が13日、分かった。お盆期間を含む8月5~18日に、主要駅や空港で臨時の無料検査拠点を整備するよう都道府県に要請することが柱。行動制限は求めず社会経済活動を維持し、効果的な換気の方法などを周知する。
無料検査の拡充は、帰省による接触の増加で感染が広がることを防ぐ狙い。夏休みの帰省に当たり、ワクチン3回目接種を終えていない人を中心に、移動前の検査を呼びかける。15分程度で結果が分かる抗原定性検査を使う方針だ。
都道府県の事業を国が支援する形を想定しており、14日にも公表する。