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共同通信
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厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は13日、会合を開き、全国の感染状況や見通しを分析した。厚労省の提出資料によると、12日までの1週間に確認された全国の新規感染者数は、その前の週と比べ2.14倍で急速に増加した。
新規感染者数は全都道府県で増加しており、秋田は3.57倍で最も顕著だった。病床使用率は低水準だが感染者の増加に伴って上昇傾向にある。
後藤茂之厚労相は会合で「今後多くの地域で新規感染者数の増加が続くことが見込まれる。マスクの着用など基本的な感染防止策を徹底することを心がけてほしい」と呼びかけた。