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共同通信
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【ワシントン共同】動物由来のウイルス感染症「サル痘」の患者が、これまで継続的に確認されてこなかった欧米など59の国と地域で今年に入って計1万845人に達したことが13日、米疾病対策センター(CDC)の集計で分かった。従来の流行地だったアフリカの6カ国を合わせると1万1068人となり、拡大が止まらない。
世界保健機関(WHO)は来週、サル痘に関する2回目の緊急委員会を招集する。患者の発生状況と対策の効果に関するデータから「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当するかどうかを検討する。
国別で多いのはスペイン2447人、英国1735人と欧州が中心。