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共同通信
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文部科学省は13日、2021年度の学校保健統計調査を発表した。裸眼視力が1.0未満の中学生は60.28%で過去最多。小学生の36.87%と、高校生の64.41%も近年の結果から大きな改善はなく、子どもの視力低下が深刻な状況が浮かんだ。新型コロナウイルスによる一斉休校のあった20年度に悪化した太りすぎや痩せすぎの割合は減少傾向となった。
文科省は視力低下について「スマートフォンなどの利用で、目に近い距離での作業が増えたことが影響した」と説明。授業でのデジタル端末活用も広がっており、学校には「目から30センチ以上離す」などの注意を促す。