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サル痘ワクチン、NY市に追加支給
1万4千5百回分、連邦政府から

ニューヨーク市保健精神衛生局は11日、連邦政府から今週、1万4500回分のサル痘ワクチンが追加支給されると発表した。半分はオンラインで、もう半分はリスクの高い市民向けとして医療施設からの直接紹介で予約ができる。予約受付は12日午後1時から、同局のウェブサイトで始まる。ゴッサミストが12日、報じた。
6月、最初の1000回分が支給された際には、数時間で予約が埋まった。先週は6千人分が支給されたが、技術的な問題で予約が困難となり、復旧後、数分で予約が埋まった。そのため、同局への批判が高まっていた。
市での感染者数は1週間で倍増し、11日の時点で223人に達した。これは、全米の感染者数866人の約25%にあたる。ニューヨーク州全体での感染者は、ウェストチェスター郡7人、サフォーク郡4人、ナッソー郡1人、サリバン郡1人、ケマン郡1人、ロックランド郡1人の合計238人。
誰でもサル痘にかかる可能性があるが、今回の流行は主に、同性愛者やバイセクシャル男性など、男性と性交する男性の間で広がっているため、そうした人々がワクチン接種の対象となっている。サル痘は、皮膚と皮膚との密接な接触により感染し、多くの場合、全身に病変が生じるのが特徴。リンパ腺の腫れ、悪寒、発熱、疲労などが症状だ。
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