ただちに屋内に入り、とどまる 核攻撃受けた際のステップ、NY市公表

 

 

ただちに屋内に入り、とどまる

核攻撃受けた際のステップ、NY市公表

 

公開された動画のスクリーンショット(Photo: NYC Emergency Management
/ https://www.youtube.com/watch?v=N-5d7V4Sbqk)

 

 屋内に入る。屋内にとどまる。じっとしている。

 ニューヨーク市は11日に発表した新たな公共広告で、他国やテロリストから核攻撃を受けた際、市民が取るべき3つの重要なステップを明らかにした。amニューヨークが11日、伝えた。

 市危機管理委員会のザック・イスコール氏は「脅威の状況は、進展し続けている。差し迫った脅威に備えているとともに、安全で情報を保つために必要な資源を提供しているということを、市民に知ってもらうことが重要だ」と公表に至った背景を説明。現時点で核攻撃の可能性は「非常に低い」というものの、万が一に備えた計画があることを示すため、動画をユーチューブ(https://youtu.be/N-5d7V4Sbqk)で公開した。

 動画では、ただちに建物に入り、窓から離れた中心部に移動すべきであると指摘。車中は、安全ではないとする。地下室がある場合は地下へ、ない場合はできるだけ建物の中央部への移動が安全だとも強調している。

 核攻撃を受けた場合、最も心配なのは放射性降下物であり、最大で2週間にわたって、大量の粉塵が降り注ぐ可能性がある。屋内にいるだけでは不十分で、地下の真ん中やシェルターなどに移動して、放射性降下物からできるだけ身を守る必要がある。国土安全保障省は現在、核爆発が起こった場合の対応について、詳細なガイドラインを作成している。

 


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