列島、広範囲で大雨の恐れ

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共同通信
気象庁=東京都港区

 列島の広い範囲で16日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、気象庁は14日、大雨による土砂災害や浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけた。ひょうも予想され、西日本と東日本では落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。

 政府は14日、西日本から東日本で大気の状態が不安定になり大雨の恐れがあるとして、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

 気象庁によると、日本海西部の低気圧がゆっくり北東へ進み、日本海中部でほぼ停滞する。前線が九州から東日本に延びる見込みで、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる。