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共同通信
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奈良県警奈良西署で拳銃の実弾5発が一時行方不明となった問題で、県警は15日、実弾の配分ミスや点検が不十分で紛失と誤認したが、実際にはなくなっていなかったと正式に発表した。県警は15日付で当時の奈良西署副署長ら3人を所属長訓戒処分などとした。
この問題を巡っては、県警が実弾を盗んだ疑いがあるとして同署の男性署員を捜査。署員は無実を主張したが、犯人と決め付けられて自白を要求されたと主張し、うつ病を発症して休職している。署員の弁護士によると、県警は14日、実弾の管理がずさんだったことを認めた上で、無関係だったのに捜査したことについて男性に謝罪した。