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共同通信
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全日本私立幼稚園連合会(東京)を巡る業務上横領事件で、前会長の香川敬容疑者(70)が知人男性に依頼し、通帳の残高を実際より約2億2千万円多いように偽装させたとみられることが14日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁によると、連合会と関連団体では2017~20年に計約6億8千万円が不正に出金された。警視庁は監査で発覚しないようにしたとみている。
捜査関係者によると、香川容疑者と前事務局長の勝倉教雄容疑者(49)は20年10、11月、男性に依頼し、口座の預金通帳4冊を改ざんしたり、残高証明書3通を偽造したりさせた疑いがある。