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共同通信
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【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日続落し、前日比142.62ドル安の3万0630.17ドルで取引を終えた。記録的な物価高を抑えるため、米連邦準備制度理事会(FRB)が1%の大幅利上げに踏み切ることを警戒した売りが優勢となった。
下げ幅は一時630ドル近くに達した。朝方に発表された四半期決算が市場予想を下回った金融のJPモルガン・チェースが大幅に下げたのも、投資家がリスク回避姿勢を強める要因となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は小幅ながら4営業日ぶりに反発し、3.61ポイント高の1万1251.19。