中越沖地震15年で法要

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共同通信
妙行寺の番神堂で開かれた中越沖地震の法要=16日午前、新潟県柏崎市

 新潟県柏崎市などで最大震度6強を観測し、計15人が死亡した2007年7月の中越沖地震から15年となる16日、柏崎市の妙行寺の番神堂で、地震により家族を亡くした遺族ら約30人が参列し、法要が開かれた。

 地震発生の時刻に合わせて午前10時13分に、1分間黙とう。犠牲者の数に合わせ、境内の鐘が15回突かれた。

 中越沖地震の影響による重軽傷者数は2346人、柏崎市で14人が倒壊した建物の下敷きになるなどして亡くなり、刈羽村でも1人が死亡した。東京電力柏崎刈羽原発では屋外変圧器で火災が起き、微量の放射性物質を含む水が海に流出した。