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共同通信
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名古屋出入国在留管理局は15日、収容者への投薬ミスを隠すため記録に虚偽記載したなどとして、30代と20代の男性職員計2人をそれぞれ停職1カ月の懲戒処分とした。
名古屋入管によると、30代職員は2020年10月、男性収容者に鎮痛剤を投与した際、6時間以上の服用間隔が必要だったが誤って約5時間で投与。発覚を免れるため、記録に虚偽記載するなどした。
20代職員は21年8月、排尿障害がある男性収容者へ睡眠薬などの投与順序を誤り、発覚回避のため記録に虚偽記載した。
名古屋入管は虚偽有印公文書作成などの疑いで2人を告発。名古屋地検は今月15日、起訴猶予処分とした。