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共同通信
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【ニューヨーク共同】日本人2人が死亡した1985年の成田空港手荷物爆発事件などで殺人罪に問われ、カナダで2005年に無罪判決を言い渡されたリプダマン・シンハ・マリク元被告が14日、同国西部ブリティッシュコロンビア州で何者かに銃撃され、即死した。地元メディアが伝えた。
元被告は停車中の車にいたところを銃撃され、犯人が使用したとみられる車は別の場所で炎上しているのが見つかった。計画的犯行とみられる。
元被告は、成田の事件の1時間後にアイルランド沖で300人以上死亡したインド航空機爆弾テロ事件も含め容疑者とされ、00年に別の1人とともに逮捕、その後起訴された。