競歩山西2連覇、初の快挙

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共同通信
男子20キロ競歩 リードする山西利和(右)=ユージン(代表撮影・共同)

 【ユージン(米オレゴン州)共同】陸上男子20キロ競歩の山西利和(26)=愛知製鋼=が15日、米オレゴン州ユージンで行われた世界選手権で2連覇を果たした。昨夏の東京五輪銀メダルの池田向希(24)=旭化成=が2位に入った。今大会の日本勢初メダル。

 日本選手として世界選手権2大会連続優勝は男女を通じて初の快挙。2大会連続メダルは、個人種目では2001年に銀、03年に銅を獲得した男子ハンマー投げの室伏広治以来となった。

 京都大出身の山西は、東京五輪では3位だった。競歩の日本勢として4大会連続の表彰台。

世界陸上の男子20キロ競歩で2連覇を果たした山西利和(右)と2位の池田向希=15日、米オレゴン州ユージン(代表撮影・共同)