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共同通信
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国内で新たに報告された新型コロナウイルス感染者が16日、少なくとも10万7千人に達し、1日当たりの過去最多を更新した。10万人を上回るのは2日連続。青森や宮城、山梨など13県で最多更新した。今月に入ってから各地で感染者が急速に増加し、流行「第7波」が本格化している。ピークは見通せず、今後死亡者や重症者の増加が懸念される。
これまでの最多は、第6波ピークの今年2月3日の約10万4千人だった。感染者はその後減少していたが6月下旬から増加傾向に転じた。感染が広がりやすいとされるオミクロン株の新たな派生型「BA・5」に置き換わりが進んでいることが一因とみられる。