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共同通信
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国土交通省は、洪水に備えた河川水位の予測について、現在の6時間先から、3日程度先まで範囲を広げる技術の実証に乗り出す。氾濫の可能性を早期に示すことで、遠方の親戚・知人宅やホテルに身を寄せる広域避難などに活用する考えだ。
本年度から、信濃川や淀川など九つの1級河川を対象に、予測モデルの構築に着手。3日先となると、降雨量など複数のケースを想定する必要があるため、幅を持たせた予測をしつつ、モデルの精度向上を進める。
9河川はほかに、阿賀野川、荒川、利根川、多摩川、木曽川、庄内川、大和川。