編集部が気になった1週間の出来事
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ファイザー社、NY市に150万ドル寄付 中高生の理系キャリア習得支援で
「Art(芸術)」「Sports(運動)」を加えた「STEAMS」にも注目。(編集部 M)
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NY市、違法エアビー業者を提訴 短期レンタルで
近所の一室に旅行者らしき大人数をよく見る。今後規制されるか。(編集部 M)
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マンハッタンの平均家賃5058ドル 史上最高、需給逼迫はさらに悪化へ
先日、同時に20人の内見を経験した。圧倒的な”貸し”手市場。(編集部 R)
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NY市、無料キット配布場所を拡大 コロナ感染「第6波」に備え
Withコロナで定期的なセルフ検査も必要だ。(編集部 A)
編集後記
皆さん、一週間お疲れさまでした。
それにしてもインフレはすごいですねえ。
6月の消費者物価指数は、供給制約を受けてのガスや食料品の高騰、コロナ明けを受けての家賃の高騰などを受け、前年同期比+9.1%で、ほぼ40年ぶり(1981年)の上昇率となっており、一ヵ月前との比較でも+1.3%で2005年ぶりのインフレとなっています。このようなインフレのなか、市場では今月末にはついに1%の利上げを予測する声も強まっています(一方で、現在の1.5-1.75%から3.25%まで金利が上昇することは既に市場も織り込んでいるので、今月か9月の利上げかという時期の問題でもあるのですが。。。)
もちろんニューヨークも例外ではなく、上記のコメントにもあるとおり、マンハッタンの平均家賃が昨年から約30%も上昇し(Yes, 30%!)、過去最高の$5,000越えとなりました(平均家賃70万円。急激な円安も含めて、すごい数字ですね。。。)。 にもかかわらず、新規物件探しはいまだに大変で、レント物件を一度に20人で見ないといけない競争の激しさ、すごいですね。それは郊外でも同じで、私の周りの物件もいまだに値上がりするなか、飛ぶように売れています(子育てが終わった住民が、引退して、もう少し税金が安かったり、気候がいいところに引っ越していっています)。このあたりは、ニューヨークのたくましさ、ダイナミズムを感じさせられます。
そんな中、ついに我々のたよりのCostco(ガスが他より安い。。。)もフードコートの食べ物を値上げするそうです。ただし、ご心配なく。ホットドッグ(+飲み物)は、$1.50のままだそうですので。
ニューヨーク周辺でも(日本だけでなく)、最近またコロナ感染者が増えてきているので、お気をつけのうえ、よい週末をお過ごしください。