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共同通信
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【ウィーン共同】欧州安保協力機構(OSCE)は17日までに、ロシアが侵攻したウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで、ロシア軍が拷問に使った部屋が見つかったとする報告書を公表した。女性のレイプ被害にも言及。ロシアが組織的な民間人殺害を実行した可能性が高いと指摘した。
報告書によると、拷問用の部屋が発見されたのはブチャのサマーキャンプ場。コンクリートの壁で仕切られ、壁には弾痕があり、処刑に使われたとみられるとしている。別の部屋では、水責めなどの拷問が行われたと指摘。男性5人の遺体が見つかり、全身にやけどや傷があった。