電車内暴行男に懲役2年、栃木

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共同通信

 JR東北線(宇都宮線)の電車内で喫煙し、注意してきた男子高校生に殴る蹴るの暴行を加えて重傷を負わせたとして、傷害と強要などの罪に問われたホストクラブ従業員宮本一馬被告(29)に宇都宮地裁栃木支部(片山憲一裁判長)は19日、懲役2年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。

 起訴状によると、1月23日正午過ぎ、走行中の電車内で、栃木県那須塩原市の17歳の男子高校生を土下座させた上、自治医大駅のホームでも殴ったり蹴ったりして、顔の骨を折るなどの重傷を負わせたとしている。

 宇都宮地検栃木支部が2月、刑事責任能力を調べるため被告を鑑定留置した。