NY株反落、215ドル安

Published by
共同通信
ニューヨーク証券取引所(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】週明け18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比215.65ドル安の3万1072.61ドルで取引を終えた。相場への影響力が大きいITのアップルが急落し、投資リスク回避の売りが広がった。

 アップルが一部の部門で採用や支出のペースを鈍化させる計画だと米ブルームバーグ通信が報じたのをきっかけに、投資家が景気後退への懸念を強めた。朝方には、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月下旬に1.0%の大幅利上げを決めるとの観測が後退したことから350ドル超上昇する場面もあった。