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共同通信
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【上海共同】中国・上海で昨年12月、中国当局に拘束された50代の日本人男性が今年6月に逮捕されたことが19日分かった。逮捕容疑は不明。外交筋が明らかにした。同筋によると、昨年12月の拘束時は、国家の安全に関わる犯罪に関与したとの疑いが持たれていた。
日中国交正常化50周年を今年9月に控える中、日中関係の改善に悪影響を及ぼす可能性がある。
中国の習近平指導部は2014年以降「反スパイ法」や「国家安全法」を制定。邦人をはじめ、外国人への取り締まりを強めている。
スパイ行為などに関わったとして15年以降に拘束された邦人は16人に上る。