安倍派、国葬まで会長空席

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共同通信
自民党安倍派の臨時幹事会に臨む塩谷元総務会長=19日午後、東京・永田町の党本部

 自民党安倍派(清和政策研究会)は19日、臨時幹事会を党本部で開き、死去した安倍晋三元首相が務めてきた派閥会長に関し、秋に開催予定の安倍氏国葬まで当面空席とする方針を確認した。派閥名称も変えずに現体制を維持する。国葬後については改めて検討する。

 9月までに行われる内閣改造・党役員人事をにらみ、対外的な窓口は会長代理の塩谷立元総務会長が担うことも申し合わせた。21日の総会に報告し、正式決定する運びだ。

 派閥運営を巡っては、いずれも派閥事務総長の経験者で、現在は会長代理を務める塩谷氏と下村博文前政調会長ら複数の幹部が主導する方向で調整が進んでいる。